ホームページは、自社を多くの人にアピールできるコンテンツです。
ホームページの作成には、THMLやCSSなどが基礎的な言語として知られていますが、それらを一通り覚えたらぜひ覚えて欲しいのがXMLです。
それでは、XMLとは一体何なのか、XMLの基本的な情報をSoft-EXが簡単にご紹介していきます。


■XMLとは

まず始めに、XMLの基本的な情報をお教えします。
XMLとは、「Extensible Markup Language」の略称で、拡張が可能なマークアップ言語の一つです。
こちらは、特定の会社が提供している規格ではなく、World Wide Web Consortium、通称W3Cと呼ばれるインタネット上で使用される技術を標準化推進団体が提示した、誰もが使用することのできる規格となっています。

マークアップとは、HTMLでも使用されている<○○>~</○○>といったタグを用いて、タイトル、見出し、本文といった装飾を施していくものになります。
○○の部分に特定の情報を書き込むことで、装飾の内容が変化するのです。
XMLは、指定した文字列をデータ化し、管理がしやすいプログラミング言語となります。


■XMLの大きな特徴

XMLには、大きな特徴がいくつかあります。
まずは、先ほどにもあったように「データの意味を理解しやすいこと」です。
XMLデータは、データ管理を分かりやすくするために生まれたものなので、現在も様々なホームページに利用されています。
他のプログラミング言語よりも分かりやすいと言われるのは、データの要素名を自由に設定することが可能だからです。
例えば、ホームページに電話番号を載せる場合です。
「0120-○○-○○○○」と言う電話番号を掲載するとしましょう。
その際に、冒頭で説明したタグを使ってプログラミングを行います。
書き方としてはこうなります。

<電話番号>0120-○○-○○○○</電話番号>

すると、検索エンジンで検索をかけた際に、検索結果に引っかかりやすくなるといったものです。
文字列を見ても直ぐに何がどこに記載されていいるかがわかりやすいため、作業時間も短縮できるのです。

続いては、「拡張性が高い」と言うことです。
XMLは、アプリ同士でのデータ交換にもよく用いられます。
データ管理がしやすい上に、テキストベースで成立するため、データの書き換えしてもそのままの状態で格納することができるのです。
そのため、共有がしやすく、どんな端末からでもどの国からでも閲覧が可能なホームページを作成することができるのです。


分かりやすいデータを作るならXMLを用いましょう。